Detroit Become Human をやった(ネタバレ)

感情を揺さぶられるようなゲームをやってみたいなと思ったので、急にDetroit Become Humanをプレイした。

よくできたストーリーだった。自他の命に関わるような重大な選択肢が頻繁に出てきてめちゃくちゃ緊張する。

夜に遊び始めたら無事眠れなくなって次の日に支障が出たので、平日夜にこのゲームを買うのはオススメしない。

このゲームの楽しみの一つは、他人の選択をフローチャートで確認できるところにある。フローチャートの分岐の%を見るだけでも面白いが、せっかくなので僕のプレイの結末について語りたい。

以下ネタバレしかないので、遊ぼうとしてる人、自力でいろんなパターンを見たい人は読むのをやめてほしい。



























主なキャラクターの選択と結末

コナー

時折アンドロイドを憐れむなど変異体ハンターとして非合理的な思考をする自身に疑念を抱くが、任務は忠実に遂行。相棒のハンクとは険悪になり、一度殺されるジェリコでサイモンに出会い自身も変異体となる。サイバーライフ社の倉庫で大量のアンドロイドを解放し、演説をしようとしたところでバックドアを突かれ乗っ取られそうになり、自害した

最も悩んだ選択:変異体になるか

そもそもこのゲームをプレイしているのは人間だからコナーが機械らしくない選択をするのは当然なんだけど、結果的に変異体ハンターでありながら変異体の兆候を見せるクソデカ矛盾を抱えたキャラクターになるので、最もプレイしていて不安になるキャラクターだった。ジェリコにたどり着くまであいまいな選択肢を選び続けたが、変異体にしたほうが面白そうだったので変異体になった。変異体になる時のバリアを破る演出ちょっと好き。

ハンク

サイバーライフ社の倉庫で別のコナーに人質にされ、コナーに見捨てられて射殺された

カーラ

逃亡生活のはじめは犯罪を重ねないようにしていたが、徐々に自身とアリスが助かるためなら手段を選ばなくなっていった。途中出会ったルーサーと「家族」になるが、ジェリコ襲撃の際に離れ離れになる。赤子を連れた家族からチケットをくすねて国境行きのバスに乗る。入国審査でアンドロイドだとバレるが、同情されてアリスと共に亡命に成功した

最も悩んだ選択:どこに泊まるか

スリも不法侵入もまずいだろ、と思って廃車で車中泊をした。結局すでに指名手配されてたりだとか、マーカスが廃棄場から蘇るシーンをプレイしたりして、とにかく生き残ればなんでもいいという方針に転換。国境超えを目指すクライマックスでは容赦なく他のアンドロイドや人間を見殺しにした。

アリス

カーラと共にカナダに亡命した

ルーサー

主人のズラトコをショットガンで撃ち殺し(1%)、カーラ・アリスと共に亡命を目指した。ジェリコが襲撃された時に被弾し別れ、行方不明

マーカス

ジェリコでは非暴力的な手段にこだわった。ノースとは恋人関係になる。解放デモの最後の最後で味方を裏切り生き残ろうとするが、ノースと共に射殺されたジェリコの仲間のジョッシュもおそらく殺された。

最も悩んだ選択:平和的なデモか暴力的な革命か

政府はデモに聞く耳を持たずアンドロイドを根絶やしにするかもしれない。アンドロイドの時代は半世紀遅れるかもしれないが、世論に訴えかければ人間とアンドロイドの良好な関係が築けるかもしれない・・・と思ってデモを選択した。

ブログに書き出しながら思ったのはアンドロイド目線だと自分の種族が滅ぼされてるわけだし暴力的な革命を始めるには十分な状況じゃない?ということで、革命ルートもやってもよかったかもしれない。(もうネタバレ視聴済み・・・)

サイモン

サイモンはストラトフォードタワーで銃撃を受け、マーカスに見捨てられ射殺された


マーカスが裏切ったのがあまりにもひどい選択だった。敵にすら「ヘマをしたんだ」みたいなことを言われ、ゲームにやり直すよう誘導された気がしたので、最終章だけやり直した。やり直した結果、コナー、ハンク、マーカス、ノース、ジョッシュは生き残った。

その他感想

Xboxコンの配置に慣れないせいでQTEは結構シビアに感じたが、多少はミスっても大丈夫だった。